三島町生活工芸館
7月28日に行ってきたのですが、素晴らしい工芸品が沢山ありました。
奥会津の三島町にあります。
農業をやっている人たちが、その合間や冬期の手作業で作り上げる
とのことです。
山ぶどうや、ヒロロなどを手編みでいろんな物に変身させちゃいます。
籠、バッグ、ザル、財布、もっといろいろです。
一度行ってみたいと思っていた三島町。
6月には工人祭りが開催されたのですが、土日開催なので行けず。
この先も行けるのか?と思いますが、時間は作るもの、いつか行ってみます♪
生活のための伝統工芸。
作り手さんは平均年齢80代とか?凄いことです。
ある意味、生きがいになっていると工芸館の方にお聞きしました。
農業をやりつつ、生活のために手編み作業。
それが今や伝統工芸と認定されている。
長く受け継ぐということは素晴らしいことですね。
粛々と自然とともに生きている、そんな妄想がふくらみます。
つい気になって後継者のことなど、いろいろ質問が飛び出てしまいました。
絶えないでいて欲しい、そう思います。
実は、1つバッグを購入して帰ってきました。
3世代まで使える丈夫さ、しかもどれも1点もの。
どこかおかしくなったらそれを作った職人さんが修理してくれます。
いわゆる高級ブランドのバッグよりも、断然魅力的だと思います。
さて、この日は、雨、雨、雨、豪雨へ。
帰宅後には高速道路が通行止めになったり、川が氾濫して堤防や橋が決壊
するなど、大変なニュースを聞きました。
休みがこの日だったから、私たちは出かけただけなのですが、
洪水の凄さに後から身震いするほどです。
その水害はこの工芸館は被害はないとのことです。
三島町への移動ルートに一部通行止めがあったり、JR只見線が不通だったり
するようですが、代行バスが出ていたり対策が行なわれているようです。
もしも、この工芸館へ行きたいなぁと思われた方々は、かならず交通情報を
お確かめ下さいませ。
話がそれますが。
地震の際もそうですが、新潟や福島での大雨の災害時、被害のあった場所と
被害のなかった場所、当然存在します。
奥会津も南会津もどこ?そこは安全なの?
と思われることでしょう。
きっと水で流されて大変だ、行くのはやめよう。と思われるかもしれません。
でもね、被災地とそうでない所はどこなのか、一度調べてみてからにして下さい。
被害に遭わなかったところは、いち早く復興に向かえる状態なんです。
火事場見物のように被災地を見に行くのはどうかと思いますが、元気に営業
しているお店などへは足を運んでほしいと思います。
それが復興への一歩となることでしょう。
この工芸館も買い物はしなくとも、この町の人たちの営みを垣間見ることが
できる名所のひとつです。
今度は職人さんに会えるように、イベントに行ってみたいなぁ♪
【投稿者:ひとみ】
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