裏磐梯で生きる。

こんばんは。
3月1週目以降の大賑わいのGWが終わりました。
この時期、お客様が来てくれるのだろうか、という不安が
ありましたか、結果的には多くのお客様にお泊り頂ました。
本当に本当にありがとうございました。
満室状態の日だけではなく、その前後に1組様や2組様の
ご利用についても、本当に感謝しております。
やはり地震と原発事故のあと、福島県自体に足を運んで
下さったこと、裏磐梯にお越しいただけたこと、感謝の
言葉しかありません。
今年は大型連休の方が多かったのか、5/8(日)までがGW。
皆様、裏磐梯や会津のご旅行を満喫されたようです。
また、多くの励ましのお言葉も頂き、営業していて良かったと
思う気持ちと、これからの励みにもなりました。
本当にありがとうございました。
さて、当館『びーはいぶ』は宿を生業としております。
国立公園内の裏磐梯というところで、です。
GW、多くのお客様が裏磐梯にお越しいただいたようですが、
やはり昨年よりは大幅に少なかったようです。
渋滞もなかったり五色沼の駐車場も混み合わなかったり。
びーはいぶも、観光業のなかの宿泊業。
より多くの観光客の方々にお越し頂けるのが宿泊にもつながる。
そう思います。
今、それよりも思うことがあります。
ただただ、観光客を増やせばいいのだろうか?ということです。
この大自然に恵まれた土地で、この魅力を守り続けることが
第一ではないのだろうか?
観光を重視しすぎて大自然を傷つけすぎているのではないか?
もちろん、私達がここで暮らすこと自体、自然を傷つけていると
認識しています。
先日の大地震や他地方の大きな被害に、裏磐梯の大自然を
守らなければ、という気持ちが強くなってきたのです。
この地盤の固さに地震から住民は守られました。
そして磐梯山は今も放射線をさえぎってくれています。
裏磐梯って、、、
・たくさんの農家さんがいろんな野菜やきのこを栽培している。
・じゅんさいだって採れる。
・山菜も木の実も採れる。
・美しい沼や湖、山並み、湿原、温泉。
・豊かな湧水。
・多くの野鳥をはじめ野生動物がたくさん生息。
・ふと出会う小動物に感動。
・ぶなの木だけでなく多くの木々や花々がある。
・ホタルもいれば熊もいる。
・標高が800以上ならではの避暑&パウダースノー。
まだまだ魅力がいっぱい。
裏磐梯在住2年の私には、これくらいしか出ませんが。
この自然を守ってこその観光事業。
自然との共生があってこそ、ではないでしょうか?
今は、びーはいぶを運営しながらもいかに自然と共生できるか
を考え中です。
裏磐梯へお越しのお客様にもこの魅力を感じてもらえると
嬉しく思います。
いや、知ってもらうべくPRが必要。
残念ながら、散策路を歩いていてもゴミがあります。
地元住民の意識も向上しないといけませんが、大自然に対して
人間はちっぽけでおろかだということを再認識する時期に
来ていると思います。
私は今まで集客とサービス向上に重きをおいていたことに反省中です。
まずは「生きる」というベースがあってこそです。
ありがとう、裏磐梯。
これからもお嫌でなければ、私達をお守り下さい。
【投稿者:ひとみ】

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